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ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第2章 宮本賢吾
急な横浜のマンションの引っ越しが決まっていた・・・と・・・・。
最近バタバタしていたから言いそびれたって・・・。
香菜はそう言った・・・。
俺は周りを見て・・・。
香菜の顔をまた覗き込んだ・・・・。
・・・・・・・。
俺・・・・。
別にからかってるわけじゃない。
ただ・・・。
香菜を一人では・・・。
置いておけないし、傍に居たい・・・。
ただそれだけ。
背もたれに寄りかかる香菜の背中に手を入れ・・・。
人には見られないよう・・・。
顔を近づけ・・・。
「今夜一緒に・・・帰るか・・・・横浜付近のホテル泊まろう・・・」
マンションに泊りたくなかったらホテル取るし・・・。
香菜は少し困った顔をして下を向き・・・・。
「あの・・・宮君どうする気???・・・こんなオバサンと一緒に居てどうする気なの????」
・・・・・・・。
オバサン???
あれ???
聞き間違いかなー????(笑)
俺は背中に埋めてる手に力を籠め腰に回し・・・少し香菜を自分の方に寄せ・・・・。
「言ったよね?・・・俺は香菜の傍に居たい・・・それだけだよ?」