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第2章 宮本賢吾

ちょっと待ってちょっと待って？？？


おいおいおい、こんな時にブッ込んできたな、部長ーーーーーーッ！！


イヤイヤイヤ、こんな時って言うのは勝手な私の事情なんっすけど～・・・はいはいはい・・・


それは分かっておりますよ？？？はい・・・。


でも～？？？？



「あの・・・(笑)ちょっと待ってください？？？・・・あのぉ、相田さんが居なくなるという事は・・・あの～・・私の相方は・・・・。」


そうよ！！重要なのはそこなのよッ！！！！！


ギュッと膝の上で拳を握ると・・・・。



『申し訳ないけど～・・・暫くは・・・・』


・・・・・・・・。


『志村君の指示に従ってもらう形で・・・・。』



う・・・・。


嘘・・・・。



『で、宮本君も春から本部入りの話が出てるのは本人には言ってあるから～・・・・』



・・・・・・。



耳に入らない。



志村さん？？？？



志村さんと一緒に・・・今までみたいに相田君としてきたように・・・。



行動を共にしろって？？？？





手の力が抜け・・・・。


携帯を切って・・・。


膝に置いた。






罰が当たった。



ちゃんとしない罰だ。



ちゃんと離婚もしてないくせに相田君と付き合ったり・・・。



宮君に迷惑を掛けたり・・・。





志村さんっていう・・・罰が当たった。