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ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第2章 宮本賢吾
宮本side
香菜は電話を切って電話をそのまま膝の上に置き・・・・。
何も言わない。
「・・・香菜??・・・・どした?」
俺が言うと・・・。
香菜は死んだような目をしてそのままアイコスを手に取り・・・・。
「・・・・なんか・・・相田君が大阪に移動になって・・・それは良いけど・・・相田君のポジション・・・・。」
・・・・・・・。
「志村さんだって・・・・・」
・・・・・・・。
はいっ?!
イヤイヤイヤ・・・ちょっと待て待て待て・・・・。
「ちょっと待って?香菜にセクハラしまくってるって話は~・・部長知ってんだよね??何で志村さんを香菜に近づけんの?」
会社は知ってるはず。
志村さんが香菜と相田さんのチームに入ったのも・・・相田さんの手が足りなくなり仕方なく・・・でもそれはまだ相田さんという壁があったから。
なのに、相田さんが居なくなって志村さんと二人で???
そんなの餌食になるに決まってんじゃねーか!!!
俺は自分の携帯を出し・・・・。
「部長に電話する・・・・」
そう言うと香菜はビックリした顔で俺を見て・・・・。
「宮君何言うの??もう決まった事だし・・・・」
・・・・・・・。
俺は携帯を耳に当てながら・・・・。
「・・・俺がやる・・・・」