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ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第21章 家族

「仕事をし過ぎて死ぬって何ッ????ってマジで思った(笑)・・・でもそんな事マジであるんだよ・・・・。」
仕事をし過ぎて・・・・。
宮君はアイコスを吸いながら・・・。
煙を吐き・・・。
笑ったの・・・。
私は宮君の脚に手を置き・・・・。
「お母様は????」
そう言うと・・・、宮君の目は一気に寂しい顔になった。
聞いちゃいけなかった・・・かもってちょっと地雷を踏んでしまった感・・・。
でも宮君はまた笑って・・・。
「お袋は親父より~・・・8歳上だったんだ。スッゴイ仲良い2人で親父が過労で死んでしまった時・・・もう生きてる感じはなかったよ。」
・・・・・・・・。
ギュッと私の手に自分の手を重ね・・・強く握ると・・・・。
「親父が死んでしまった後お袋は全く話さなくなって・・・・俺等の事も見なくなった。」
・・・・・・・。
「爺ちゃんと婆ちゃんが~・・・近くに住んでいたから、飯作りに来てくれたりしてて・・・でもお袋は全く飯も食わないし喋らなかった・・・・。」
お母さん・・・・・。

