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ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第21章 家族

宮本side
あの時、・・・俺はそんな母親を見てて~・・・。
何で俺等の事見てくれないんだろうって・・・寂しかったな。
でも今思えば・・・。
お袋は相当ショックだったんだって・・・。
「ある日・・・お袋がね(笑)」
そう・・・。
突然だった・・・。
お袋が変わったのは・・・。
「お袋が急に・・・俺にこう言ったんだ・・・・」
最初はふざけてるんだって思った。
「いきなり喋ったと思ったら・・・・」
・・・・・・。
「仕事行ってきます!・・・・っていきなり言ってきたんだ。」
あの日、朝・・・俺はお婆ちゃんが作ってくれた朝ご飯を弟と食ってた。
婆ちゃんは専業主婦だったお袋に・・・。
「何言ってるの???(笑)仕事なんてしてないじゃない・・・どうしたの?・・・ってそう言った・・・・。」
思い出すと・・・・。
胸が痛くなった。
「婆ちゃんがそう言っても聞かなくて、・・・お袋は急に~・・・化粧をして・・・クローゼットを開けて・・・。」
・・・・・・。
「私の服がない・・・・ってそう言った・・・・。」
最初は何の事だろうって思った。

