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ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第26章 上地さんのお爺ちゃん
ホテルに到着し神谷さんと別れて俺と香菜は手を繋ぎコテージまで歩いた。
「あ、・・・見て見てッ????すっごい星綺麗・・・・」
香菜が上を向き空を指さした。
ホテルの敷地内は神谷さんが言っていたように電灯は最小限・・・の為・・・。
空を見上げると・・・。
そこはもう・・・。
星の絨毯。
・・・・・・・・・・。
鳥肌が立った。
香菜の手をギュッと強く握って・・・・。
「なんか・・・こんな空初めて見るかも・・・俺・・・・。」
星空を見て感動するって・・・俺って・・・・。
どんだけ純粋ッ????(笑)
ちょっと恥ずかしいけどマジで感動。
香菜は口を開けたまま空を見上げ俺と繋いでいた手を離し・・・・。
両手を広げた・・・/////////
「手に届きそう・・・////////・・・・凄い・・・涙でそう・・・・」
(笑)
分かるよ、
俺等が住んでる場所は・・・横浜でも千葉でも・・・夜中までピカピカ街が眠ることはない。
夜中もひっきりなしに通る車。
見えても・・・星は3つ4つ・・・・。
「千葉の田舎の方に行けば~・・・結構見えるんだろうけど、ここまでじゃないもんね~・・・・」
俺は両手を広げて星を掴むように手を仰ぐ香菜の腰に後ろから手を回し抱き寄せた・・・。
「・・・本当に・・・沖縄に・・・住みたいな・・・・・」
香菜は両手を仰ぎそう言った。