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ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第28章 内部告発




相田side



・・・・・・。


香菜が・・・。


震えたまま扉の前で立って・・・俺を見てきた。


口をパクパクさせながら。


俺は椅子を引き立ち上がって・・・・。



「怖いのか?」



俺がそう言うと・・・香菜は自分の手で口を抑え・・・。



「あ・・・・」



社内に居る・・・誰か。


そう思った時俺も正直・・・ゾッとした。



香菜は目を泳がせて近づいていく俺の顔を見て・・・・。



「こ・・・怖い・・・・」


そうだよな・・・。


香菜の肩に手を置き・・・。


「大丈夫・・・宮には話す・・・。今夜3人で飯食いに行ける?その時詳しく話したい・・・・」


久しぶり触る・・・香菜・・・・。


香菜は小刻みに震えて・・・下から俺を見てきた・・・・。


・・・・・ごめんな・・・・。


俺が、お前を巻き込んだ。


俺がもっと・・・ちゃんとすればお前をこんな風に・・・・。




顔を近づけると・・・・。


香菜は顔を背け・・・。


「賢吾に逢いたい・・・・・」





・・・・・・・・。


賢吾・・・。


ねぇーーーーー(笑)





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