この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第28章 内部告発

相田side
・・・・・・。
香菜が・・・。
震えたまま扉の前で立って・・・俺を見てきた。
口をパクパクさせながら。
俺は椅子を引き立ち上がって・・・・。
「怖いのか?」
俺がそう言うと・・・香菜は自分の手で口を抑え・・・。
「あ・・・・」
社内に居る・・・誰か。
そう思った時俺も正直・・・ゾッとした。
香菜は目を泳がせて近づいていく俺の顔を見て・・・・。
「こ・・・怖い・・・・」
そうだよな・・・。
香菜の肩に手を置き・・・。
「大丈夫・・・宮には話す・・・。今夜3人で飯食いに行ける?その時詳しく話したい・・・・」
久しぶり触る・・・香菜・・・・。
香菜は小刻みに震えて・・・下から俺を見てきた・・・・。
・・・・・ごめんな・・・・。
俺が、お前を巻き込んだ。
俺がもっと・・・ちゃんとすればお前をこんな風に・・・・。
顔を近づけると・・・・。
香菜は顔を背け・・・。
「賢吾に逢いたい・・・・・」
・・・・・・・・。
賢吾・・・。
ねぇーーーーー(笑)

