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第32章 生きたかった

オジサンはタバコを消し・・・・。


「今回の事件は・・・アイツが関わってるのか？？？・・・孝太郎が・・・・」


流石元刑事。


勘が鋭い。


・・・・・・・。


「勘が鋭いですね・・・全く鈍ってない・・・。でも孝太郎さんにはさっき話を付けてきました。香菜が事故にあったのは・・・・孝太郎さんの協力者が彼女に何か・・・・精神的な事で責め立てたのかもしれません・・・・」



オジサンはため息をつき・・・・。


俺の肩を撫で・・・・。


「てかさ・・・。」


・・・・・・。


「お前本当にあんな年上で良いのか？？？」


・・・・・・。


俺は・・・・。


「お前ならもっといい子居るだろ？？？若い子で・・・・」


・・・・・。


「オジサン・・・ちゃんと離婚していない内に・・・香菜さんに手を出してしまってすいません・・・・。でも・・・・」



俺は・・・・。



「自分は・・・香菜さんの事が大好きで・・・香菜さんしか・・・・受け付けません。」



俺って・・・。



病的なのかな。



オジサンは俺の目をジーーーーーっと見つめ・・・・・。



「・・・・昔っからストーカーみたいだったもんな？？？？？(笑)」


・・・・・・・。


オジサン・・・・。



「アイツは意識は取り戻すさ・・・そんな軟な子じゃない・・・(笑)俺の子だぞ？？？・・・・だからもう泣くな・・・・・」