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ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第32章 生きたかった
賢吾side
オジサンには敵わない。
もう暫く会ってなかったけど・・・元気そうで安心した。
オジサンは煙を吐きながら・・・。
「俺はな~・・・今流行りの不倫だなんだって嫌いなんだ・・・お前等はそういう関係か???」
・・・・・。
「・・・・香菜さんはもう離婚します・・・・」
俺がそう言うと・・・・。
オジサンは俺をジッと見つめ・・・・。
「アイツ~・・・・孝太郎の野郎、他所に女作ったろ?」
えっ?!
・・・・・・・。
灰をポンポンと落とし・・・・。
「娘が、既婚者の内に他の男と・・・とか考えたら~・・・もやもやするぞ・・・。」
・・・・・・・。
「でも結局俺は娘が一番かわいいんだ・・・。あの子が子供が出来ない事を悩んで俺等に顔見せ出来ず・・・なかなか実家に来なくなったのも・・・寂しく感じていたんだ・・・」
・・・・・・・。
オジサン・・・・。
オジサンは俺の方をまた見て・・・・。
「子供なんていなくたってな・・・夫婦一緒に仲良く過ごしてくれたらって・・・ただそれだけだ(笑)・・・でもあの孝太郎のバカ、他の女と子供と~・・・ディズニーランドで見た時腸煮えくりがえったぞ???」
・・・・・・・。
「お姉ちゃんの孫を連れてな~・・・爺ちゃん婆ちゃんはディズニーランドで孫3人の世話をしてたわけよ???そしたらよー・・・孝太郎が他の女と小さな女の子と楽しそうにしてるじゃねーか・・・・。」
・・・・・・。