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ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第32章 生きたかった
賢吾side
・・・・・・。
点滴が終わり、淳さんに病室を聞いて・・・・香菜が居る病室を訪ねて行った・・・・。
すると、そこには・・・。
顔全体にガーゼを貼られて、両手両足を固定されてる香菜が・・・・俺の方を見て・・・横になっていたんだ。
香菜・・・・//////////
胸が締め付けられる・・・・。
香菜が生きてる・・・・。
香菜は何も言わず俺の方を見ていた・・・・。
「そっち・・・行ってもいい?????」
俺がそう言うと・・・香菜は何も言わず・・・。
頷いた。
ゆっくりゆっくり歩いていくと・・・ガーゼとガーゼの間には無数の傷・・・・。
でも・・・・。
香菜の目だった・・・・//////////
ベットの横に立ちその姿を見て・・・・。
俺また泣きそうだった。
けど・・・。
泣くな俺。
親父さんに言われたろ????
グッと堪えて香菜の横に座ると・・・・。
香菜は俺をジッと見つめ・・・・。
「ごめんなさい・・・・・」
そう言ったんだ・・・・。
何で香菜が謝るんだよ・・・・・。