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ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第35章 自己嫌悪
でも私、・・・・最悪にならないよう頑張りたい。
私・・・・・。
「香菜ちゃん?????」
私の前に座る湊君が顔を覗き込んできた・・・。
隣に座る凛ちゃんが私にナプキンを渡して来て・・・・。
「どうしたの~????(笑)・・・賢吾君を思い出しちゃった?????」
そう言って・・・。
ナプキンを私の目に当ててくれた・・・・。
私ね・・・。
怖かった・・・。
「もし・・・足が良くならなかったら・・・って・・・賢吾の負担になりたくなくって・・・・ッ・・・・」
ナプキンで目を擦ると・・・・。
凛ちゃんは私の背中を摩ってくれた・・・・。
「ただでさえ、一回りも上なのに・・・その上足が悪いなんてッ・・・・本当に申し訳なくて・・・・」
誰にもそんな事・・・。
言えなかったの・・・・。
両親にでさえ・・・言えなかった・・・・。
「香菜ちゃんさ~・・・(笑)・・・俺等も他人だけどさ、・・・・」
・・・・・・。
顔を上げると湊君はニカッと笑って・・・・。
「賢吾さんは・・・負担なんて思ってないよ(笑)・・・むしろ嬉しそうじゃない???」
・・・・・・///////////