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第35章 自己嫌悪

湊side


俺が見てて感じるのはさ・・・・(笑)


「賢吾さんマジで嬉しそう(笑)」


・・・・・(笑)


「多分さ～・・・俺も瑠衣が年上だし・・・龍もそうだけどさ・・・年下の男って～・・・・なーーーんか役に立ちたいわけよ(笑)」


そう言うと隣に居た瑠衣は・・・。


「えっ？？？そうなのっ？？？(笑)」


うるせーーーーー・・・・(笑)


「後はさ～・・・賢吾さんは香菜さんの事好きだから負担とか思ってないって・・・(笑)俺結構昔から知ってるけど～・・・香菜さんと一緒に居る賢吾さん・・・ッ(笑)(笑)」


ヤベェ・・・余計なこと言いそう(笑)


香菜ちゃんは顔を前に出し・・・・。


「何々？？？？？」


・・・・・・(笑)


まぁ、いっか！！！！(笑)


「キモい位優しい(笑)(笑)」




賢吾さんのイメージってさ・・・。


あんな柔らかいイメージなかった・・・けど～・・・沖縄で見た時からマジで吐き気がするほど優しい(笑)


最近その違和感にも慣れて来た俺(笑)(笑)



「てかねっ・・・私は優しい賢吾しか知らないから・・・皆が言う・・・その・・・救世主・・とか？？？助けられた・・・とか・・命の恩人・・・とか？？？・・・分からなくて・・・だからね・・・知らない賢吾が居るんだって・・・だからもしかしたら・・・いつか・・・って・・・・」




・・・・・(笑)


香菜ちゃん・・・。


それはね・・・。




違うんだよ・・・・。