この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたからは逃げられない
第13章 反抗期の弟の本音



「陽介くん、ちょっといい?」

『俺あんたと話すことないんで。』



龍輝さんはそれでも陽介の部屋に入っていった。そしてお構いなく話を始める。

「お姉さんとお付き合いしている霧島龍輝です。いきなり家にお邪魔して申し訳ない。
でも、この先も付き合いをすることになると思うから仲良くしてくれると助かるんだけど…」



ベッドに座った陽介に目線を合わせるように屈んで話をしている。


『この先も?姉貴と結婚でもすんの?』

「この先そうしたいと考えてるけどどうなるかは分からないからね。」

『ふっ、よかったじゃん。逆玉の輿ってやつ?』


バカにしたように言う陽介に腹が立ち間に入ろうとすると私を阻止したのはパパだった。


『陽介、お前誰にそんな口をきいてるんだ。
霧島貿易の社長だ。逆玉?それがどうした。

いずれは龍輝には本社に来てもらう。そして会社を継いでもらうつもりでいる。』


パパはあっさりと龍輝のことについて話した。


「会長、それは今言わなくても…」

『いや、ハッキリしておかないとな。

大学を卒業して霧島貿易に就職した直後に両親をなくした龍輝は自らの力でここまで登り詰めた男だ。』





/344ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ