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あなたからは逃げられない
第19章 大丈夫…お前は綺麗だ※龍輝side


「身体赤くなってるだろ。痛くないか?」

「だって、思い出したら気持ち悪くて…汚くて。」


目に涙をためて泣きそうな葉月。可愛いと思ってしまった。
胸元が洗いすぎて赤くなっているが胸の谷間が目に入り俺の息子が少し元気になったような。


俺は葉月を優しく抱きしめて安心させてやる。


「葉月はすげぇ綺麗だ。こんなに力いっぱい洗うと赤くなって真っ白なお前の肌が痛々しいから辞めろ。」


そう言ってシャワーを出しながら赤くなったところにキスをする。触れるだけのキスもあれば舐めるようにすることも。

「龍輝さんダメだよ...汚いし龍輝さんびしょ濡れだよ。」

「いいよ、風呂入るし。
俺がびしょ濡れなのはどうでもいい。葉月が遅いから見に来たらこんなことになってるし俺も風呂入るわ。」

「うん…」


うん。ってことは入っていいんだ。いつもなら恥ずかしいとか言ってあまり入ってくれないのに今日は珍しい。
来ていた服を脱ぎカゴに投げ入れてとりあえず葉月をバスタブの中に入れた。それから直ぐに俺もシャンプーし身体を洗ってから流しバスタブに浸かっている葉月を自分の上に乗せて温まることにした。

ホントこいつ軽いな。痩せすぎなんじゃ…



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