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あなたからは逃げられない
第21章 新人研修中の出来事



季節は夏。
あっと言う間に7月になっていた。

これから3日間本社(小鳥遊グループのビル)にて新人研修会が行われる。だからしばし龍輝さんとお別れ。

会社に用意されたバスに乗り込みグループ本社へと向かうことになっていて私はまどかと陽向と3人で並んで座ることにした。
前には原田さんが座っているのが見える。

「向こうはこっちに比べ物にならないくらいキツいと思うがそれがお前らの力になるはずだから頑張ってこい」


私たちは龍輝さんに喝を入れられたのでそれなりの覚悟を持ち向かうことになった。
高速に乗り走っている中バスの中はワイワイ賑やかだった。途中サービスエリアで休憩をとることになりバスを降りる時に声をかけられた。


『葉月か?』


声をかけてきたのは運転していた男の人。よく見るとどこかで見たことあるような顔だ…


『忘れたか?俺だよ。優だよ。』

「え?!!優兄ちゃん?」


そう。それは私が小さい時によく遊んでもらったりした奥村優(おくむらゆう)だった。


『やっぱりそうか?!すっかり大人になったな。』

私は偶然の再会に喜んでいたけどまず先にお手洗いに行くことにし戻ってからは優兄ちゃんと話し込んでしまった。




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