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あなたからは逃げられない
第5章 買い物デートへ

食事を全て食べ終えた龍輝さんはお風呂にお湯を張り私を先に入れようとする。
私は家に居ただけだから後で入ればいい。
「私家に居ただけなので龍輝さん先に入ってきて。そのあと私が入りますから。」
「ダメだ。葉月が先だ、温まってないとまた入らせるから。」
一緒にって意味だからそれだけは避けたくて先にお風呂にはいることにした。買ってもらったモコモコのセットアップを持ってお風呂へ向かった。
お風呂から出るとまた水を用意してくれていて入れ替わりに龍輝さんはお風呂へ入っていった。
この週末は龍輝さんと2人で過ごしている。
お試しで付き合うようになったばかりなのに彼と過ごすことに心地良さを感じていた。
明日はどこに行くのかな。
あ、それより明日の朝ごはんはどうしよう。
冷蔵庫を除くとまだ食材はあるから明日の朝考えよう。
少し時間が経ってから龍輝さんがお風呂からあがってきた。この寒い時期なのに下はスウェットを履いていて上半身は裸だ。
でも、ムキムキでもなく程よく筋肉があり見ていると美しくて見とれてしまった。
「何見てんの?」
「えっ、いや、何にも」
見ていたことがバレていてすごく恥ずかしかった。

