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あなたからは逃げられない
第5章 買い物デートへ

ドラッグストアの前でタバコを吸っている彼を見ている私…
「男前なのね…彼氏か。」
灰皿に灰を落とす彼のそばに大河原さんが姿を現した。どうしたのかな?急用なのかなと思っていると龍輝さんからカードを預かりその場から居なくなった。
タバコを吸い終えた龍輝さんが戻ってきて終わったか?と声をかけられた。
終わったと伝えて私達はある場所に向かった。
それは有名ブランドのショップ
「クリスマスプレゼント好きな物選べ。」
そこは私が今使っているブランドでもうそろそろ新しいお財布にしようか悩んでいた時だった。
「いやいやこんなの買ってもらうの悪いから…」
「遠慮するな。俺もそろそろこれを買い直したかったから。」
龍輝さんは胸の内ポケットから名刺入れを出して店員さんにこれ入れ替えてと新しいものと今使っている名刺入れを渡した。
『クリスマスプレゼントにオススメなのはこちらです。
白の革に型押しされているんです。内側は汚れが目立ちにくい色になっておりまして内側の色が二色あります。』
オススメしてもらった財布はこの前雑誌に載っていて可愛いなぁと思ったものだった。
「雑誌で見たんです。可愛いですよね?!」
私の食いつきに店員さんも頷いてくれた。

