この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ソレは、そっと降り積もる・・・。
第11章  初恋の暴走
  


 絶頂を与え続けた彼女は、虚ろな目をして肩で息をしている。そんな彼女に囁いた。


「はは、訊こえていないか・・・」


「もっ、・・・・・・許し・・・・・・・・・っ」


 うわ言のように口にする彼女の髪を撫でる。


「風呂に入れてやるから。もう少し・・・付き合え。」


 彼女の身体が限界なのは、判っていたしかし後れ馳せながらの〝初恋〟に浮かれていたのだ。浮かれるなと、言う方が無理なのだ。
 本当にこんなにも胸焦がれたことなどない。どれだけ貪っても満たされない。
 まるで〝思春期〟の子どもだ。〝本気の恋〟がこんなにも自分の知らない自分と出逢うものかと・・・驚いている。
 彼女を見れば触れたくなり。触れたらその次が欲しくなり。その次を貰えたら・・・・・・貪り尽くしたくなる。

 身体を抱き起こしてその辺にある布を彼女に掛けて部屋を出る。


  
/390ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ