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ソレは、そっと降り積もる・・・。
第12章 愛を識るとき
彼女の不安要素は、理解した。しかし今さらこの寛恕を知って手放せるわけがない。カゴの中に入れて本当に〝飼い殺して〟やりたい。
誰の目にも触れさせないで自分だけで愛でていたい。そんな感情を30を前にして初めて知ることになるとは・・・・・・
「珱月・・・・・・」
「っ、ジュリアスさんッ!!?」
「悪いな、まじめな話しをしていたのに・・・・・・。でも、もう君が欲しい。」
朝から自分をジッと見つめてくる姿に告白に恥じらう姿に身体は、本当に正直で彼女に触れたいナカに挿入りたいとせがむ。
〝夜も女性もお手の物〟な、仮面がどんどん剥がれていく。今の自分は、ただ目の前に居る好きな女性を自分だけの物にしたくて盛ってる子どもだ。
〝紳士〟の欠片もあったものではない。
「あっ、摘まんじゃ・・・だめっ、、、」
スリップの上から桜色の粒を摘まむ。