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第14章 　障害物狂想曲━ クレッシェンド ━

　　


「あっ、あぅっ･･････」


　男のシャツに掴まって押し寄せる快楽に耐える。朝からシテいたので身体から快楽が抜けきっていない。


「すっごい、濡れてきた。」


「指、っ･･･止めてっ。」


「なんで？〝気持ちいい〟んだろう？」


「そ、んなぁ･･･（感じちゃ、だめっ。だめっ･･･）」


　男の指が時折爪を立てる。それが確信的に突起を引っ掻く。


「ア゛ッ！！？」


「イイ声だな。めちゃくちゃ、腰にクるわ。」


　腰を抱かれたまま執拗に刺激を与えられる。


「はあぁ～癒やされる。〝黒髪の乙女〟なんだから癒やして幸運をもたらしてくれなくちゃな～」


「人、違い･･･れす。私、は･･･なんの、、、力もッありまひぇ･･････」


「はは、口回ってねぇじゃん。腰、動いてるぜ？」


「あぁ、違･･････っちあう、のっ」