この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ソレは、そっと降り積もる・・・。
第15章 障害物狂想曲━ アジタート ━
アレは、不可抗力だ。体格差もあった相手にどうやって勝てばよかったと言うのだろう。
「どうなんだ?」
「待って。待って下さいっ。」
「待たない。早く言え!〝どこを〟許したんだ?」
彼の声音も雰囲気も先程とは、明らかに違う。奉仕を強要された・・・だけでは、なかった。
奉仕を強要される前に・・・自身に男が触れていたのを思い出した。身体が思い出して震える。
「どうした?」
「っ、下・・・をっ」
言うのも嫌だった。男の手で果ててしまったのだから。。。
「ん?下がどうした?」
「っ・・・・・・」
彼に言うのも嫌だ。思い出したくないのに身体には、感触が残っている。
「珱月・・・・・・答えないなら、好きにするぞ。」
「ッ゛・・・・・・」
彼が触れてくれるのなら、それでいい。