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ソレは、そっと降り積もる・・・。
第5章  すれ違いの褥
  


「気持ちは、判りましたから・・・もう行きなさい。」


「はいっ。」


 メイドは、ペコッと頭を下げて廊下を小走りに去って行った。


「これは、困りましたね。」


 部屋の中の様子は、窺《ウカガ》い知ることは、出来ない。しかしきっと昨夜〝なにかが〟あったのは、間違いがない。
 診せると言っていた医者を帰してまで部屋に近付くことを禁じたのには、2人の間に大きな溝が出来たのだ。なんとなくそれは、判る。
 いったい主は、中の少女にどんな罰を強いているのだろうか。確かに心配になってしまう。しかしここで気にして言い付けを破ることは、出来ない。
 それは、執事としてけっしてやってはならないことだ。


「珱月さま・・・申し訳ございません。」


 ドア越しに謝るのが精一杯だった。


 》 》 *


「っ、はあ・・・はあぁッ」


  
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