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ソレは、そっと降り積もる・・・。
第5章 すれ違いの褥
「誘ってるのか?」
ニヤリと笑って訊くとバスマットの彼女は、微かに首を振った。NOなのは、判りきっていた。
「挿れ、るからな。。。」
「あっ、痛ッ・・・」
「1日中擦って刺激してからな。すぐだから、我慢しろよ。」
ばちゅんっ 1日中彼女のことを想像しながら過ごしていたので挿れただけで果ててしまいそうだった。酷使した彼女の身体は、人形のようで抱いていても満たされない。
「珱月っ!」
彼女の蜜壺を擦り上げても反応がない。どうやら気を失ったようだ。
「くそっ・・・」
イラッとしながら彼女の中で果てた。虚しい行為だった。
「珱月・・・。なんて、酷いことを・・・・・・」
ようやく自分がしてしまったことが“嫉妬”故だと、気が付いた。
一歩通行の行為には、熱は・・・なくなる。