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ソレは、そっと降り積もる・・・。
第1章 最悪の出逢い
私如きに手を出す物好きは、居ないと思っていた。。。それなのに、こんな仕打ちを受けるなんて・・・・・・。
〝自己責任〟・・・・・・・・・
男がなにかを話していたけれど耳には、入らなかった。ただ、〝早く終わって〟欲しかった。
そして解放されたかった。身体が軋む。。。
》 》 *
父が部下の尻ぬぐいをして左遷されるまでそれなりに裕福だった。私が10歳の時田舎町に引っ越して質素な生活を送るようになった。
父は、くたびれるまで働いても左遷されるまでに貰っていた給料に遠く及ばない額しか稼げなくなった。
母もパートに出るようになった。家事と5歳下の弟の面倒は、私がみることになった。遊びたくても我慢。そのうち学校では、誰も声を掛けてくれなくなった。
高校に上がって私は、色町の下働きを始めた。とにかく時給がよかった。