この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ソレは、そっと降り積もる・・・。
第8章 国の仕来り
「それだ。何色だったか覚えているか?」
王宮で出されるアメには、色んな効能がある。国王夫妻は、労いで生薬のアメを家臣に下さることがる。
しかし時々、イタズラされることがある。その時明るい色を選ばなければたいていは、事なきを得る。
「ピンク・・・・・・れした。」
「はあ~~(口も回っていなし・・・油断した)。」
彼女が舐めたのは、所謂《イワユル》〝媚薬入り〟のアメだ。2人きりになったら舐めさせようと考えていたのだろう。しかもきちんと計算尽くで。
帰り際から効いてきて〝家で発散させよ〟と言うことなのだろう。
「どうして、欲しい?」
指がふやけそうなほどに蜜が溢れている。勝手に収縮を繰り返して指を食べているしとにかく、熱い。きっと身体が苦しいだろう。
「アッ・・・・・・奥・・・っ」
「ん?奥?」