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不器用な夫
第11章 愛撫
目を見開きビクンッとハコが腰を浮かす。
「それっ!だめぇっ!」
叫びながらハコが腰を跳ねさせる。
ガクガクと全身を震わせて
「アーッアアーッ…アアッ!」
と凄い声で叫ぶ。
また、やり過ぎのたかと慌ててハコの蜜壷から指を抜きハコの顔を覗き込む。
全身をヒクヒクと震わせてハコがうっとりとした瞳で僕を見る。
「要さん…。」
「もっと?」
「だめぇ…、もうイッちゃったの…、要さんが両方から責めるんだもん…、いっぱいイッちゃったの。」
ハコが僕にしがみつく。
そんなハコが可愛いくて抱き締める。
「いっぱいイッていいんだよ。」
「ハコだけが気持ちいいのは嫌なの。要さんにも気持ち良くなって欲しいの。」
ハコが意味ありげに僕のベルトラインに指を這わせて来る。
「僕に?」
「要さんも気持ち良くしたいの。」
チュッとハコが僕の顎にキスをする。
ハコが何をするつもりかがわからない。
とにかくハコの機嫌が治ったのならハコに夕食を食べさせたいとか考える。
「なら…、先に夕食を食べてお風呂を済ませて、それからゆっくりとお願い出来るかな?」
「えー!?今じゃダメなの?」
「うん…、でも僕はそろそろお腹が空いたから…。」
しょんぼりとするハコにキスをする。
僕の愛情を示すキス…。
ハコの柔らかな唇を舐めては喰み、ハコの口の中を舐め回す深いキスをしてみる。
「はぁ…。」
溶けた顔でハコが息を吸う。
「焦らなくても僕はずっとハコと居るよ。だから食事をしてお風呂を先に済ませよう。まだまだ夜は長いのだからね。」
「うん…。」
はにかんで笑うハコが可愛かった。