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不器用な夫
第18章 学生
「子供で悪かったね。」
自分が童顔なのは理解してる。
もう30前だと言うと僕と初めて会う人は不思議そうに僕を見る。
「先生は子供じゃないよ…。優しいし、皆んなにも人気があるし…。」
「人気なんかないよ。」
「知らないの?北川先生よりも人気あるんだよ。」
それは初耳だ。
「北川先生よりって事はないよ。」
「あるよ。北川先生は変な目で見るから気持ち悪いって皆んなが言ってるもん。要さんの方が優しくて真面目に話を聞いてくれるから絶対に要さんの方がいいって人気があるの。」
「それはそれは…。」
ありがとうと言うべきか?
ハコはゆっくりと僕の肩や胸を撫でている。
「でも要さん…、皆んながアプローチしても気付いてくれない鈍い先生って皆んなが言ってる。」
ハコが僕の耳にキスをする。
「鈍くて悪かったね。」
「モテモテの先生だから、まさか女の子にも不器用だとか思わなかった。」
ハコが僕の首筋にキスを繰り返す。
「がっかりした?」
「その反対…、不器用なのに先生に触られるとハコの身体が変になるの…。」
ハコが僕の手を取りハコの顔に押し当てる。
「変に?」
「始めはふわふわする。」
僕の手がゆっくりとハコの首筋に下りていく。
「それから?」
「先生が触るところが熱くなる。」
ベビードールのストラップを肩へ落とせばハコの白い乳房が僕の目の前に晒される。
その乳房を持ち上げるように指先でサワサワと撫で回せばハコが目を細めて僕を見る。
「先生がおっぱいを触るとゾワゾワする。」
「じゃあ、これは?」
きゅっと引き締まって固くなる乳首に触れる。