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不器用な夫
第21章 会話
「ハコが好きなんだ。ハコの全てを愛してる。だからハコの全てが欲しいんだよ。」
ハコが僕を許す気になるまで僕はハコの奴隷になる。
狂いそうだと思う。
人を愛する事が国松の体質にとってこれ程までに苦しい事になるとは考えてすらいなかった。
親友だと言いながら曽我を遠ざけた。
僕の一番の理解者で家族の存在である公平ですら距離を置いて来た。
国松家の男だから仕方がないと諦めてた。
常に孤独を選び、心に穴が空いたままだった僕の穴をハコが満たしてくれるのに僕は子を成すという行為でハコに酷い仕打ちをする事になる。
「ハコを愛してる。」
ハコのうなじにキスをすればハコが僕にキスを求めるように上半身を傾けて顔を向ける。
ハコの唇に唇を重ねてベッドから浮いたハコの身体に手を這わせれば、ハコが隠してた胸にそっと手が触れて柔らかな乳房の感触が伝わって来る。
「んんっ…。」
キスをしながらもハコが感じ出す。
乳房を揉みながら乳首を指先でクリクリと回すだけでハコの口が開き舌を僕の舌に絡めて来る。
ハコが僕を欲しがってる。
そう感じるからゾクゾクと興奮する。
ゆっくりとキスが離れる。
「要さん…。」
「気持ちいいの?」
「やだ…。」
赤い顔をハコが伏せる。
横たわるハコを背後から抱き締めて乳首だけを責めるように弄ぶ。
「また…、あんっ…おっぱいばかり…。」
「ハコのおっぱいが好きだって言ったろ。」
「えっち…♥」
ハコが身体をくねらせる。
「なら…、ハコが好きなところをいっぱい可愛がってあげる。」
「ハコが好きなところ?」
「えっちなハコはおっぱいよりもおまんこの方が好きだよね?」
「違うもんっ!」
可愛く抵抗するハコが愛おしい。
腰まで撫でてパンティーを下げる。