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不器用な夫
第24章 融資
ハコが目を閉じて切ない顔をする。
「公平…。」
公平を呼び付ける。
「御意…。」
小さく返事がする。
僕はハコだけを見る。
ハコの顔中にキスをする。
ズンッと身体が貫かれた。
「くはっ!」
体内で公平を感じる。
有り得ない圧迫なのに僕の性器がより膨らむ。
「ああっ!?」
ハコが目を見開き僕を見る。
「気持ち…、いい?」
ハコの顔を撫でて確認する。
ハコは戸惑いの表情を見せる。
公平がゆっくりと僕の後ろで腰を振り出した。
公平が僕を押して突き上げるたびに僕はハコの奥を突き上げる事になる。
「アーッ…、アーッ…、らめぇ♥」
ハコが僕の下でのたうち回る。
ハコと手を握り合う。
「いいの?ハコ…。」
「いつもより…、太くて…、固くて…、アーッ…凄いのっ!要さんが凄いのっ!」
恍惚の表情を浮かべるハコが僕にしがみつく。
なのに僕に余裕がない。
歯を食い縛り、頭まで突き抜ける快感で油断すれば一気にオーガニズムに攫われそうだとか思う。
「くっ…。」
イキそうだ。
まさにトコロテン…。
公平が容赦なく僕の奥を突き上げるたびに射精感に襲われる。
少しは手加減しやがれ!
そう叫びたくなる。
「アーッ!イクッ…、またイッちゃうからぁ…。」
甘えた声をハコが出す。
僕も限界だと思う。
「イクよっ!」
ハコに向かって叫んだ瞬間にハコが目を大きく開き全身を震わせる。
尿意にも似た射精感を味わった。
ドクドクと脈動を感じる。
ハコの子宮が僕の亀頭の先に吸い付く中に精液を果てしなく放出する快感に頭が真っ白になる。