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懲りない女ミオの生きる道
第1章 台風の日に
台風の日
会社から帰宅命令が出て帰ろうとしていた
近くの大通りを歩いていると
前から来るサラリーマンの視線を感じ
見上げると、見覚えのあるガタイ
ん?ん?ん?
は?
かっ?? カイ??!!
「よ!」
カイが上げた手に釣られてパチンとハイタッチする
「いやいや、よ!じゃないよ。どうしたの?」
「仕事してたんだけど、早く帰れって言われて」
「は?は?なぜこっちに?またシラっと来て黙って帰るつもりだったの?」
「今日は九州に行くはずだったんだけど
台風でキャンセルになったから仕方なく
こっちにきたんだ。で、今から帰るところ」
「じゃさ、どこか行こうよ。まだ新幹線大丈夫でしょ?」
「新幹線は大丈夫だけどミオは仕事でしょ?」
「私も帰宅命令なの」
「どこか行くか?」
二人で歩きだした
会社から帰宅命令が出て帰ろうとしていた
近くの大通りを歩いていると
前から来るサラリーマンの視線を感じ
見上げると、見覚えのあるガタイ
ん?ん?ん?
は?
かっ?? カイ??!!
「よ!」
カイが上げた手に釣られてパチンとハイタッチする
「いやいや、よ!じゃないよ。どうしたの?」
「仕事してたんだけど、早く帰れって言われて」
「は?は?なぜこっちに?またシラっと来て黙って帰るつもりだったの?」
「今日は九州に行くはずだったんだけど
台風でキャンセルになったから仕方なく
こっちにきたんだ。で、今から帰るところ」
「じゃさ、どこか行こうよ。まだ新幹線大丈夫でしょ?」
「新幹線は大丈夫だけどミオは仕事でしょ?」
「私も帰宅命令なの」
「どこか行くか?」
二人で歩きだした