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僕のパンスト・エンジェル
第4章 天使の罠
麻美子は体の芯が熱くなるのを感じた。
これはかつて義弟に対して感じた
嫌悪感とは全く違う。

戸惑った、この感覚は何なのか?
そして、さらに驚いた。麻美子は
急いで女子トイレに駆け込んだ。



「か、彼が私の事を・・・」



ストッキングの上から秘部をなぞってみた。
蜜がじんわり滲んでいるのを確かに感じた・・・


性に対して淡白なはずの自分が、こんなにも
動揺するなんて、しかも、しかもあの彼が
自分を・・・麻実子は密かに三課の彼に思いを
寄せていたのだった、こうして麻美子は
倒錯した性の世界に足を踏み入れてゆくのだった・・・





その日以来、麻美子は彼の行動をちくいち監視した。



偶然を装い、彼に後をつけさせ、フィットネス
クラブに入会させることにも成功した。


ある日、彼が残業で居残っているのを知った
麻美子は、自分も残業をし、彼が仕事を終えるのを
密かに待った。

何度も彼の気まぐれな行動には振り回されている。
また空振りに終わる可能性のほうが大きいが、
賭けてみた。



彼は残業を終え、居酒屋で飲み、その後・・・
フィットネスクラブに向かった!
確かにフィットネスクラブ行きの
地下鉄に乗ったのだ。


麻美子はこの時を待ち続けていた。
準備していた「罠」を決行するために・・・

麻実子は急いでタクシーでフィットネス
クラブに先回りした。
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