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チカちゃん先生のご褒美
第2章 チカちゃん、初めてと不倫

「面談、終わりましたか」
「あ、宮地先生」

 私は、山田知佳。
 職業、国語の先生。
 受験を控えてるのに勉強してくれない生徒達との面談を終えて一息ついてたら、先輩に声を掛けられた。

「はい、なんとか……先程は、ありがとうございました」
「いやいや……先生も手を焼きますね、あの二人には」
「ええ……やれば出来る子達だと思うんですけど……」

 私、実はちょっと落ち込んじゃってるの。
 私が頼りないから、野際君も内川君も、全然話を聞いてくれない。
 自分が至らない為に、生徒を導けないでいる……それがすごくもどかしくって、涙が出そう。

「あ、すみません……泣かせてしまって」
「いえっ!!先生のせいじゃ」

 やだ、本当に涙が……職場で泣くなんて、社会人として、恥ずかしいっ。

「ハンカチ……は、持ってないから」
「あっ」

 涙をなんとかしなきゃって、おろおろしてたら、突然、宮地先生に抱き寄せられた。

「私の胸で良ければ、使って下さい」
「いえっ……ありがとうございます、もう大丈夫ですからっ」

 慌てて離れようとしたのに、逆に宮地先生の胸板に、おっぱいをふにょんと押し付けるような格好になっちゃった。

「あはは……山田先生は、癒し系だなあ……」
「いえっ、ごめんなさい、そんなつもりじゃ……あっ!……ぁあんっ……」

 押し付けちゃったおっぱいを、宮地先生はふにふにと優しく揉み始めた。
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