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Aさん ~私を淫らにする人~
第5章 許したストーカー行為
ただ、膣の中で棒状の異物感があることだがおぼろげにかんじられて、なぜだか涙が出てきた。「だいじょうぶ?」と聞かれた声が遠い。

そして膣の中のモノが動き出す。前へ後ろへと、その度ごとに新しい熱さと痛さが発生しては、ズンズンと体の中に蓄積して更に意識が朦朧としてくる。

そうして揺れて目に映るAさんの姿にも段々と何の感情も覚えなくなっていった。

しばし続いたそんな状況から膣から異物が抜き出されると、Aさんがベッドから降りてティッシュをたくさん取る様子が見えた。

そこで私は壁の方を向いて顔を背けて、終わったのだと思った。

体が鉛のように重い。
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