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Aさん ~私を淫らにする人~
第6章 お口の快感
きっと私は不満そうな表情をしたんだろう、Aさんは「フンっ、意地悪なオジサンだね」と鼻で笑った。

何をしたのかちょっとその場所を離れてようだがすぐに戻ってくると、目の前でカチャカチャと金属音がした。

たぶんズボンのベルトを外したのだろう。

そしてガサガサとズボンを下ろしてから下着も下ろす気配が続き、さらに靴下も脱ぐ様子が感じられた。

「下は素っ裸になっちゃったよ。上はシャツを着ているから、ちょっと間抜けな姿だね。わかる?」

その姿を想像すると確かに笑えて和んだ。そして男性器がグッと一段と近づいた気配。

「さあ、触って」と言われ、私は前に触れていた辺りにおずおずと手を伸ばした。
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