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Aさん ~私を淫らにする人~
第7章 ハチミツ
終わった後は、今日もAさんは優しくなる。
目隠しをした私を座らせたままで場を離れると、台所から水道の出る音がして、それからパシャパシャとタオルを浸すような音がしてから最後にそれを絞ってシンクに水が滴る音が聞こえた。
そしてAさんが戻ってきて私の前でしゃがむ。
「胸を拭くから」と言われて私は頷く。
当てられるタオルに水に浸してきた冷たさを覚悟していたら、なんとそれはお湯に浸されてきた程よい温かさのモノで、即座にAさんの心遣いを感じてもっとこの人が好きになった。
まずは左の胸から丁寧に優しく蜜の汚れを拭き取られていくと、その温かさと優しさでまだ奥底に残っていた緊張感もジュワーッと解けていくようだった。
目隠しをした私を座らせたままで場を離れると、台所から水道の出る音がして、それからパシャパシャとタオルを浸すような音がしてから最後にそれを絞ってシンクに水が滴る音が聞こえた。
そしてAさんが戻ってきて私の前でしゃがむ。
「胸を拭くから」と言われて私は頷く。
当てられるタオルに水に浸してきた冷たさを覚悟していたら、なんとそれはお湯に浸されてきた程よい温かさのモノで、即座にAさんの心遣いを感じてもっとこの人が好きになった。
まずは左の胸から丁寧に優しく蜜の汚れを拭き取られていくと、その温かさと優しさでまだ奥底に残っていた緊張感もジュワーッと解けていくようだった。