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Aさん ~私を淫らにする人~
第8章 お部屋を物色されて
家を出てからずっとそうだったけれど、地下鉄のいつもの場所にAさんがいないのを見るにつけて、大丈夫かな?と心配だったし、それは会社に着いて勤務が始まってからもそうだった。
お昼に須藤さん達と食べたランチでさえAさんの事が気になって美味しくなかった。
そして午後の勤務が始まってから一時間ほどしてAさんからメールが届いた。
〔メグちゃんの置いていった薬のおかげで、熱が下がったよ。ありがとう。〕と書かれたそれを読んで、私もよかったとホッと胸をなでおろした。
でも続けて来たメールを開いて不安になる。
〔ビデオ電話を入れるから、何も言わずに静かに出てね。〕と書かれていたのだ。
それを読んで咄嗟に周りに気付かれちゃいけないと思い、マナー・モードから全く音の出ないサイレント・モードに切り替えると、すぐにビデオ電話の着信が入った。
お昼に須藤さん達と食べたランチでさえAさんの事が気になって美味しくなかった。
そして午後の勤務が始まってから一時間ほどしてAさんからメールが届いた。
〔メグちゃんの置いていった薬のおかげで、熱が下がったよ。ありがとう。〕と書かれたそれを読んで、私もよかったとホッと胸をなでおろした。
でも続けて来たメールを開いて不安になる。
〔ビデオ電話を入れるから、何も言わずに静かに出てね。〕と書かれていたのだ。
それを読んで咄嗟に周りに気付かれちゃいけないと思い、マナー・モードから全く音の出ないサイレント・モードに切り替えると、すぐにビデオ電話の着信が入った。