この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Aさん ~私を淫らにする人~
第12章 帰ってきたAさん
月曜日に会社に行くと、すぐに人のいないところで石井さんから週末の誘いを受けたけれど、今週末はAさんが帰って来るから嘘の理由をついて丁重に断った。
それにしても昨日の夜、Aさんにどこまで石井さんとの電話を聞かれていたのかが気になる。
まさか石井さんの声までが漏れて、向こうに聞かれていたとは思わないけれど。
それだから、石井さんに話しかけられても嬉しさは半分くらいだった。
そのくせ、事務所では須藤さんと石井さんの接触を気にして観察していて、残念なことに二人のコミュニケーションに今までと変わったところは感じられなかった。
そして家に帰った夜には、私の着るものは変わった。
お風呂に入った後は必ずシースルーの体操着を着る。
それにしても昨日の夜、Aさんにどこまで石井さんとの電話を聞かれていたのかが気になる。
まさか石井さんの声までが漏れて、向こうに聞かれていたとは思わないけれど。
それだから、石井さんに話しかけられても嬉しさは半分くらいだった。
そのくせ、事務所では須藤さんと石井さんの接触を気にして観察していて、残念なことに二人のコミュニケーションに今までと変わったところは感じられなかった。
そして家に帰った夜には、私の着るものは変わった。
お風呂に入った後は必ずシースルーの体操着を着る。