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第12章 帰ってきたAさん

変わるといえば、ブルマーから透けて見えるショーツだけ。

そこで毎日透けるショーツ姿を自分で見て分かったことは、黒は似合わないということ。

白の無地物は悪くないけれどなんかシックリこないような感じがして、レースや花柄物は論外、ピッタリのはまるのはやはり線が太くても細くてもボーダー柄だけだった。

そして今日は、日曜日に購入してきたばかりのピンク地に白いボーダーのショーツを穿いた。

余計なことをあれやこれや考えてしまうからもうパソコンは点けない。

そしてただテレビの前で座っているだけじゃなく、頻繁に立ち歩くようにしてＡさんに胸やショーツのお尻が見られるようにしてあげた。

ただ、テーブルの上に置いた携帯に石井さんからの着信があったら、その時はキッチンに行って小さな声で話そうと思っていたけれど、それは取り越し苦労に終わった。