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Aさん ~私を淫らにする人~
第15章 やっぱりAさんがいい
夜の人の行き交う歩道で4人が横に並んで歩くことはできないし、なによりそんな3人に馴染めそうもないの私はその様子を見ながら後ろをただついていくだけだった。
そして連れて行ってもらったのが、明るい照明と長いカウンターが印象的なバーだった。
歩いてきた勢いのまま石井さんの隣に木島さんが上着を脱いで座ると、その隣をAさんはただついて来ただけの私に「どうぞ、どうぞ」と言って譲ってくれた。
本当は端でよかったのに、「女性はやっぱり真ん中じゃなくちゃ」と言われ、石井さんも‘そこに座りなよ’風に見ていたので「すみません」と言ってAさんを通り越して中の席に座ろうとした。
その時に、エスコートをするようにAさんから腰に手をあてがわられてドキッとした。
そして座った瞬間に、横の二人に気付かれない所で指先をキュッと握られて更に大きくドキリとさせられた。
でも、そんな驚きの後からは一度引いた潮が大きな喜びの波となって私を覆う。
そして連れて行ってもらったのが、明るい照明と長いカウンターが印象的なバーだった。
歩いてきた勢いのまま石井さんの隣に木島さんが上着を脱いで座ると、その隣をAさんはただついて来ただけの私に「どうぞ、どうぞ」と言って譲ってくれた。
本当は端でよかったのに、「女性はやっぱり真ん中じゃなくちゃ」と言われ、石井さんも‘そこに座りなよ’風に見ていたので「すみません」と言ってAさんを通り越して中の席に座ろうとした。
その時に、エスコートをするようにAさんから腰に手をあてがわられてドキッとした。
そして座った瞬間に、横の二人に気付かれない所で指先をキュッと握られて更に大きくドキリとさせられた。
でも、そんな驚きの後からは一度引いた潮が大きな喜びの波となって私を覆う。