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Aさん ~私を淫らにする人~
第4章 私はメグちゃん
揺れる電車の振動に、カチコチに固まった私の体は、不恰好に揺すられ続けて下を向いたままの後頭部にAさんからの眼差しを求めていた。

私を分かってくれているのだろうか。

私を見てくださいと。

そんな戸惑いの時間は長く、だけど短く終わる。

もう私たちの降りる駅だ。

減速しながら駅に滑り込んでいく電車。

ブレーキが掛かり、最後の一揺れを残して扉が開く。

私は降りる動作の流れに任せてAさんのことをやっと見てみたけど、タイミング悪く、Aさんは向こう側に振り向くところで、顔を合わせることが出来なかった。
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