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Aさん ~私を淫らにする人~
第4章 私はメグちゃん
でもその鼻の音からは、やっぱり私にはそんなに関心がなかったのかなとガッカリとしていたら、「メグちゃんと会うの結構楽しみにしていたんだけどな」とAさんがポツンと言った。

‘めぐちゃん’、‘会う’、‘楽しみ’、いつもノロマな私の頭脳が、今は最新コンピューターのようにそのAさんの言葉を処理して、すぐに明るい気持ちとなった。

Aさんは私の事を私と同じように勝手に‘メグ’と名づけていた。そして、やはり私を好きだったのだ。

そう思うと、心の中に無数の星が煌き、そして踊り出す。

そんな沸き立つ心を押し殺してAさんを見ているけれど、やっぱり何を言っていいのか言葉が出てこない。

そしてやっと口から出てきた言葉は、低い声で「すみません。Aさんの後をつけてきました」だった。
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