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第4章 私はメグちゃん

横のおじさん達は直にかじりついているけれど、女の私がそんなことするのもどうかと思っていると、隣のＡさんはお箸で一つ一つを串から抜いていくのが見えたからそれを真似した。

新しいビールも運ばれてきて、Ａさんがお肉を一つ口に入れてそれを食べ終えると、「毎朝、同じホームで会っているよね」と話しかけてきて、それに「えっ！？、えぇっ・・・、そうですね」と戸惑いながら返事をした。

「でも、最近は会わないね。変えたの？」

「えっ、まぁ・・・、はい」との私の答えに「ふ～ん」とＡさんは鼻を鳴らした。

そんなＡさんの事を見ながら心の中では、（Ａさんに他の女の人がいるから変えたんです）と悪態をついていた。