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やじろべえ
第1章 There is no escape.

シャワーで体を流してやると、有紗は意気消沈したように目を伏せていた。
バスタオルで体を包んでベッドに連れて行き、サイドテーブルからローションを出した。
とりあえず脇に置いて、有紗を仰向けに寝かせてキスをする。
「ん……ん……っ」
唇を吸って胸をぎゅっと揉んだら、有紗はシーツを指で弄って小さな声を漏らしている。
有紗は頑なに認めようとしないが、感じているのはバレバレだ。
そう思ったら……やたらと興奮する。
体をずらして乳房に貪りついた。
「はあ…、アナルに突っ込んでやりてーが、その前に一発抜くか」
一発抜いたくらいじゃおさまりそうもねー。
起き上がって有紗を四つん這いにさせ、かがみ込んで後ろから割れ目を舐めた。
「ああ……やだ……」
舌を出して尻臀に顔を埋めたら、鼻先にアナルが当たったが、アナル独特の甘い淫臭はない。
少々物足りないが、アナルへ舌を這わせた。
「あっ!いやっ……そんなとこ舐めないで」
「あの男に舐めて貰わなかったのか?」
「あ、あの人は……そんな変態じゃない」
「変態も糞もあるか、好きなら出来る筈だ、愛人とは言っても、お前は単なる捌け口だったんだ」

