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第17章 それぞれの運命

そのころ京香と広正はベットの中にいた。
京香は緊縛を解かれ広正の横で隆二の調教を見ていた。
広正はイビキをかいて寝ている。
京香はフッと画面の端に表示されている志望オークションの画面が目に入った。
そこにはM男性の写真が表示されていた。
「あっ。」京香はある考えが頭に浮かんだ。
この男性と尚をカップルにして私とご主人様で調教するってどうだろう？
相談したいがご主人様は夢の中。
疲れてるだろうから起こしたくない。
写真を見るとなかなかのイケメンだ。
志望オークションは本人に質問出来る機能が付いていた。
京香は質問してみることにした。
パソコンの所に行くと質問のボタンを押す。
「初めまして。１つ質問させて下さい。まだ陰毛があるようですがご自分じゃ剃らないのですか？」とメールした。

直斗はベットに横になりローションを塗ったエネマグラをアナルにあてがい、ユックリ押し込んでいく。
前立腺に触れると「うっ。」と声を漏らす直斗。
そこに携帯からメール着信音が聞こえてきた。
気になって携帯を確認するとオークションサイトからだった。
メールの内容を読んで飛び起きる直斗。
アナルにはエネマグラが入ったまま。
直斗は慌てて返信メールをする。
「はい。ご主人様または女王様に剃って頂きたいと思っています。」と返事した。
「そういうことね。」京香は納得していた。
「でも面倒だな。私は本来Sじゃないからかな？それじゃ。」
「陰毛を剃って写真を送ってくれたら入札します。」とメールした。
メールをみた直斗は慌ててユニットバスに飛び込んだ。
そして安全剃刀を手に取ると淫毛にシェービングクリームを塗ると躊躇なく剃り始めた。
なんとか陰毛を剃り終わると携帯で写真を撮るとメールに添付して送った。
「おっ。剃ったんだ。」と京香は写真を見ながら言う。
「約束だから入札しないとね。」と言いながら入札ボタンを押す。
「金額はと。」10万と入力した。