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奴隷オークション
第20章 尚新たな出会い
「でも。調教はしてよ。」と勉。
「そこは容赦しないよ。」と亜里沙。
2人は顔を見合わせて笑う。
「尚の拘束を解かないと。」と亜里沙は尚の拘束を解き始めた。
尚は完全に意識を失っていた。
足の縄を解き上半身を起こす。
「勉。尚を支えな。」口調がいつもの亜里沙に戻っていた。
「はい。亜里沙様。」勉もいつもの調子に戻っていた。
勉が尚の前から肩に手を置き支えている間に亜里沙が上半身の拘束を解いていく。
全ての拘束を解くと「尚、尚。」声をかけながら頬を軽く叩く。
「うっ。」と呻き目を開ける尚。
「亜里沙様。私、気を失って。。」
「そうだね。大丈夫かい?」
「はい。イキ地獄を味わいました。」
「腕は痺れてないかい?」
「今はちょっと痺れてるけど。大丈夫です。」
「そうかい。」
「そう言えば亜里沙様なんで全裸なんですか?それに腕に縛られた痕。。」
「勉に縛られたんだ。それでアナルを犯された。」
「えっ。」
「尚を責めてて自分もされたくなったのさ。」
「マゾが目を覚ましたんですね。」
「そうだね。」
窓から光が差し込んで来ていた。
「もう朝なんですか。」と尚は時計を見る。
「やばいな。会社どうしよう。」腕にはクッキリ縄の痕が付いている。
特に手首はヤバイレベルだった。
「巻き込んじゃって悪かったね。」
「いえ。自分でお願いしたことなので。」
「私らも会社どうしようかね。」と亜里沙が勉に話かける。
「休みですかね。」勉の腕にもクッキリ縄の痕が残っていた。
「そうだね。」
「それじゃ朝食でも食べましょう。」と昨晩コンビニで買ってきたままテーブルに置かれている袋を指差して尚が言う。
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