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【最恐官能】黒い暴行
第1章 黒い暴行
ファックスで送りつけられた怪文書の一件は、1995年7月から9月頃にかけて栃木県矢板市とその周辺の集落で小学生と中学生の女の子合わせて8人が不審な男からレイプの被害を受けて亡くなった連続レイプ殺人事件のことでありました。

事件が発生した当時、勇一郎は西も東も分からない16の少年でありました。

勇一郎はその当時、ニジボシュウ(面接のみのコネ入試)で合格した私立高校に進学して、高校生活を過ごしていましたが、両親とひどい大ゲンカを起こして家出をした末にカンドーされていました。

連続レイプ殺人事件は、勇一郎が家出中に発生していました。

1995年10月中旬に、勇一郎は福島県内のJR水郡線の線路の上に寝ころんで自殺をしようとしていたところを通りがかりの人に助けられてケーサツに保護されました。

その後、親切な人の助けで船橋市にありますビール工場に再就職しまして、住み込みで働きながら通信制高校に通う暮らしをしていました。

高校卒業後も、同じ職場でコツコツと働いてまじめに暮らしていました。

なぎさと結婚したのは、今から数年前に職場の人のポン引き仲人の口で結婚しました。

勇一郎がギャクタイで殺してしまった長女はなぎさの元カレのチンピラの子で、次女はなぎさの二番目のカレの子でありましたので、勇一郎はなぎさの2人の娘を押し付けられた形で結婚したことになります。
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