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月下香〜危険な快楽〜
第2章 蓬菊
「……」
その本を読んでいる時の私は、目を輝かせながらページをめくっていたと思う。
そんな時、目に入ったのはーーーーー
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「私の目を見たまま、オナニーしなさい。目を逸らしたその時は……わかっているね?」
「……はい、ご主人様のお望みのままに……」
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オナニー……?
ってなんだろう?
次ページをめくると、そこに描写されていたのは、自分の手で陰部を激しく触りながら声をあげている女性の姿だった。
「うわぁ……」
気持ちよさそう……
前から、この本を読んでいるときに自分の “アソコ” がムズムズしたような……もどかしいような感情を抱いていた私。