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月下香〜危険な快楽〜
第3章 小判草

親が持っていない系統のエロ本だったから、見たかった気持ちももちろんある。

ただ、それとは別にーーーーー



エロ本を読んでいる私の姿が誰かにバレたら……

知り合いに見られたら……



そう、考えるだけでゾクゾクした気持ちも芽生えていた。

ドキドキしているのを感じながら、本を読み進めていき……読み終える。


「はぁ〜……」


良かった……

でも、若干物足りない……

お父さんの本の方が、ドキドキしたな。

……こっちの本はどうかな?

先程までとは違う本に手を伸ばした私。

ーーーーー結局、この日私は周辺にあったHな本を読み尽くしていた。

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