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月下香〜危険な快楽〜
第4章 篝火花
初めて両親のエロ本を見つけてから、数年が経ち、私は高校入学を控えた春休みを過ごしていた。
そんな私の手にあるのはーーーーー
「あ、できた」
なるほど、ここをタッチすればホームに戻るのね。
1台のスマートフォンだった。
高校生になるということで、やっと手に入れた念願のスマホ。
連絡先を登録したり、LI○Eをインストールしたり、既に持っていた友人に聞きながらカスタマイズしていった。
「これで、ケータイ小説も読み放題だ〜」
ウキウキしながら、ハマっていたケータイ小説のサイトを開き無料会員登録をしっかり実施した後、どんどん読み進めていった。
ゴロゴロしながらケータイ小説が読めるって素晴らしい……