この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
月下香〜危険な快楽〜
第6章 咬𠺕吧水仙
「わっ……」
名前呼んでくれてるっ……!!
嬉しい〜
でも、もう食べ終えたって早食いなのかな?
いや、コンビニ弁当って言ってたけど実はおにぎりとかだけだったのかも……?
仕事前だろうけど、メールしても大丈夫かな?
……忙しくなったら返信こなくなるだけだよね?
「よし、返信しちゃおう!」
こうして、サクさんとメールでやりとりする日々が始まった。
その日食べたもの、今ハマっている曲や本、テレビ番組など……内容は日常的な会話ばかりで……
私とサクさんが、どこで知り合ったのか忘れてしまう程に、充実した日々を過ごしていた。
そして、数週間がたったある日ーーーーー
それは、唐突に訪れた。